大手3大キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)の月額料金は、月額5,000〜6,000円程となっています。つまり,スマホを1年間利用するために、6万〜7万円程かかります。筆者は、大学入学のタイミングで自分で月額料金を支払うことになったが、それまでスマホの月額料金を特に気にせずに使用していた(親に感謝である)。しかし、月額料金として月々5,000〜6,000円を支払うことに「高い!!」と感じ、どうにか安くすることはできないかと必死に調査した。
いろいろと調査した結果、「格安SIM」を契約することで月々1,000円〜2,000円程の料金に抑えることができた。1年間の利用料金は、1万〜2万円程となり年間で最大6万の節約につながる。筆者は、これまで複数の格安SIMを利用してきた経験と、現在の各社格安SIMの利用料金を調査し、結果をまとめる。
スマホの月額料金を節約し、趣味に使うのも良し、NISA等の貯蓄に回して、人生を豊かにする一歩目を歩み出そう!
格安SIMの比較
早速、各社格安SIMの料金を比較しよう。厳選して音声通話SIMを調査した(2024/2/18 時点)。
格安SIMの料金プランは、音声通話SIMとデータSIMの2種類
音声通話SIM:音声通話(電話)とデータ通信が可能
データSIM:データ通信のみ可能(電話番号は割り振られない)
下記の表には、機種(スマホ本体取得)代金やキャンペーン、セット割(WiFi)等は考慮していない。
ahamo | povo | Y!mobile | LINEMOBILE | NUROMobile | IIJmio | |
月額料金(税込) | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 (海外データ通信20GBまで無料) | 1GB:390円(7日間) 3GB:990円 (30日間) 20GB:2,700円(30日間) 60GB:6,490円(90日間) | 4GB:2,365円 20GB:4,015円 30GB:5,115円 | 2GB:1,210円 5GB:1,628円 10GB:2,420円 30GB:3,520円 | 3GB:792円 5GB:990円 10GB:1,485円 15GB:1,790円 20GB:2,699円 40GB:3,980円 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
月額通話料金(税込) | 5分無料(超過後22円/30秒) かけ放題:1,100円 | 5分かけ放題:550円 かけ放題:1,650円 22円/30秒 | 10分かけ放題:880円 かけ放題:1,980円 22円/30秒 | 10分かけ放題:968円 22円/30秒 | 22円/30秒(上記プラン:11円/30秒 対象電話番号有) 5分かけ放題:490円 10分かけ放題:880円 かけ放題:1,430円 | 5分かけ放題:500円 10分かけ放題:700円 かけ放題:1,400円 11円/30秒 |
事務手数料(税込) | 0円 | 0円 | 3,850円 | 3,740円 | 3,740円 | 3,750円 |
データ繰越(翌月) | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
デザリング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
回線 | ドコモ | au | ソフトバンク | ソフトバンク | ドコモ・ソフトバンク・au | ドコモ・au |
おすすめ | △ | △ | △ | △ | ◎ | ◎ |
おすすめの格安SIM
上記の格安SIMの比較に月額料金等をまとめた。結論から言うと、おすすめは「NUROMobile」の格安SIMである。筆者も現在は「NUROMobile」を利用している。参考程度に筆者の日々の生活を書こう。平日3日/週(往復3h)で出社し、土日のどちらかを外で過ごしている。通勤時には、e-learingやAmazonPrimeの視聴、ネットサーフィンしながら過ごしている。そのときのデータの使用量は、月に6〜7GB程である。平日5日/週で出社していた際は、月に10GBほどであった。10GBで契約していた筆者にとってはギリギリであったが、「NUROMobile」は3ヶ月に1回、3〜15GBのデータ容量を付与する「Giga プラス」という特典がある。この特典を受け取るには、音声電話SIMの5GB以上のプランを契約する必要があるので、もし契約する場合は、ご注意を!また、筆者以上のデータ量を消費する人がいるなら、「IIJmio」も検討の余地ありですね。「NUROMobile」「IIJmio」は他の格安SIMと違い、回線プランを複数から選択できるので、自分にあった回線を選べるのもおすすめポイントです。
「NUROMobile」のほんのちょっとのデメリットは、お昼や夕方の時間帯に回線速度が少しだけ遅くなることである。しかし、筆者自身は回線速度によるストレスは、それほど感じなかった。現代人にとっては、ほんの少しの回線速度の低下も気になるかもしれない。そんなときは、一息ついてぼーっとするのもありだと思う。それが嫌な人は別の格安SIMを検討しても良いが、ほとんどの格安SIMにはこの問題がついて回るので、大手キャリアのままの方が良いかもしれない。
まとめ
本記事では、みなさんの節約の一助となるように格安SIMを比較した。その結果、金額、回線の観点から某がおすすめの格安SIMは「NUROMobile」を選択した。月20GBのデータ量を利用するなら、「IIJmio」も検討の余地ありである。この記事を読んで、みなさんの一助となれば幸いである。
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